動かすことの楽しさ

初めて自作のGIFが動いた時、あなたはどんな感動を覚えたでしょう。
すぐに次の作品を作ってみたいと思った人もいれば、より動きが複雑なものに挑戦したいと思った人もいることでしょう。
中には、GIFよりも必要ファイル数が多く、滑らかな動きをするアニメーションの制作に挑戦したいと思った人もいるのではないでしょうか。
現在アニメーション制作に携わっている人の多くは、この、「動く」ことの楽しさに魅入られた人だと言うことができるでしょう。
アニメーション制作の現場としてもっともメジャーなのは、テレビや劇場で公開されているいわゆるアニメーション制作と、限られたファイル数の中でいかに滑らかな動きを実現するかを考えなければならない、ゲーム用のアニメーション制作なのではないでしょうか。

人手が足りていないという点についてはどちらの現場でも同じでしょうが、ゲーム用アニメーション制作の現場では、近年登場した、「スパイン」という2Dアニメーション用のソフトウェアによって、制作環境が改善されつつあります。
スパインはリアルで滑らかな動きを再現することに長けたソフトウェアであるだけでなく、ファイル数の軽減にもひと役買ってくれることから、スマホゲームの制作現場にとっては今や欠かせないソフトウェアだと言えるでしょう。
さらには、コストの削減にも貢献してくれるというのですから、願ったり叶ったりなソフトウェアなのです。

限られたファイル数の中でいかにして滑らかに動かすかを考えることは、やり甲斐を感じることができたかもしれませんが、動かす楽しさを味わうことはなかなかできなかったのではないでしょうか。
ですが、「スパイン」の登場によって、表現の幅を広げることができるようになっただけでなく、動かすことの楽しさも思い出すことができるようになったのであれば、まさに一石二鳥でしょう。
何かを作り出す際には、「楽しさ」がなければ続けることはできませんし、「楽しさ」があるからこそ、次の一歩を踏み出すことができるのです。