動きの良さが売りもの

「スパイン」というアニメーション用のソフトウェアが開発され、それによってコストを大幅に削減することができるようになったことは、アニメーション制作に携わる人たちにとって朗報だと言える出来事でしょう。
特に華やかなアニメ演出がたびたび使用されるスマホゲームなどの場合、経費の多くがアニメーションに使われると言っても過言ではありません。
常にコストの削減や軽減について考えながら制作にあたることが求められていた現場で、ファイルサイズを軽減することができるだけでなく、低コストでリアルな動きを再現することができる「スパイン」の登場はとても喜ばしいことだったでしょう。
いまでは、多くの制作スタジオがスパインを導入していて、ゲーム用のアニメーション制作に携わる人たちの心身の負担をも軽減しているのです。

ゲームの中でも、スマホゲームは日々配信される数がとても多く、ユーザー獲得競争は熾烈を極めています。
だからこそ制作にあたる会社は、ユーザーの関心を惹くためにも華やかなアニメーションは欠かせないと考え、コストとのバランスを考え続けてきました。
ですが、前述したように、スパインという制作ソフトウェアが登場したことによって、アニメーションシーンを増やすことができるようになっただけでなく、アニメーターたちの表現の幅を広げられるようにもなりました。
アニメーションは「動けばいい」というものではなく、いかに滑らかに自然に動いているかが見せどころであり売りです。
そうできる技術を持っているにもかかわらず、コストの関係でぎこちない動きにせざるを得なかったアニメーション制作者からすると、まさに、スパインは救世主であり、待ちわびていたソフトウェアだと言えるでしょう。

ゲームにとって、緻密なストーリーや、その世界観を表現してくれるデザインも大切なものではありますが、ユーザーの関心がもっとも高いのはアニメーションシーンの華やかさでしょう。
ユーザーにとっても、スパインの登場は歓迎すべきことなのです。